何か物事に向かい合うときに自分が今どの立場から考えようとしているかを明確にする必要が有ると思います。そうでないと時として思索の迷路で迷ったり、安易な考えに飛びついたりしてしまうからです。なので、今回は立場について書きます。 物事を考えるときの立場としてまず有るのが唯物論で、もう一つが観念論です。唯物論は物的証拠を提示出来ない物はその考えの基礎に置くのを許しません。それに反して観念論はそのような制限を持っていません。それゆえに、神、霊魂、妖精、等は前者の範囲には入りません。只、これらを使うと物事を説明するのが非常に楽になります。例えば、「この世界はどうやって創られたか。」と聞かれても「神様がこうなるように創ったのだよ。」で終わりです。春になって草花が芽吹くのは花の妖精の仕業にすれば良いのです。現在、唯物論に対する批判は色々有りますが、自然科学の探求は唯物論でなければその根底は崩れてしまいます。 しかし東洋医学は陰陽五行説が思想的な基礎にあるので観念論的立場に立っています。ゆえに自然科学として確立するのが困難なのですが21世紀になって何時までもこのままで良いのでしょうか。どうにか為らないかなと、思っているのですが・・・。