英語認知症症候群の始まり
気になるブログ-英語と日本語の違い
10代の頃、私は英語教師の言葉が理解できなかった。
20代は英会話テープでゴミの山を作った。
30代、私には才能が無いのだと知って、あきらめた。
45歳の時、一人の認知症患者と出会う。その人は脳血管障害で会話が出来なくなっていた。発語出来ないだけでなく、こちらが話す言葉も認識できない様子。しかし、家族が言うには音は聞こえていると。
私は説明する。ブロードマンの脳地図があって、脳はそれぞれの仕事をしている場所が違うんですよ。云々。
そこで、ふと思う。音は聞こえるが、意味が認識できない。それって、私が英語を認識できないのと同じじゃないか。
そうか、私は英語認知症だったんだ。
50代、私は考える。どうすれば、英語認知症症候群の状態から抜け出せるのだろうかと。