大和川の付替工事前の柏原村舟溜まり跡
趣味ブログ-街並み

JR柏原駅のやや北西側にある小さな本郷中之島公園です。
今は平野川になっている水門の横の小さな空地が公園になっています。
名前が中之島公園になっているので昔は大和川の中州になっていたのかもしれません。
近くにある寺田家も三田家も水運業に関わっていた旧家らしいです。
大和川の付替工事で川を使った運送業が出来なくなる前はとても賑やかな場所だったのでしょうね。
その為かこの付近だけでも神社が3つもあります。
線路の東側にはもっと神社やお寺が集まっていて、それらを支えるだけの経済力が集まっていたのだろうと思われます。
以前から不思議だったんです。
この地域って電車の線路が集まっていて人の流れもそれなりにあるのに思ったほど街に勢いがないように感じていました。
でも大和川の水運で開発された場所だとすると何となく今の状態も納得できるように思います。
大和川の付替工事は下流域の水害を減らして新田開発等に寄与したもののこの付近にとってはマイナスになったようです。
せっかくなので、この後は近くの黒田神社と御剱神社に行きます。