大伴家持の祖先を祀る伴林氏神社_林3丁目
趣味ブログ-街並み

昨日アップした尊光寺のすぐ北にある神社です。
藤井寺市林3丁目にあるこの神社を始めて見かけた時は外環状線の沢田北の交差点から何となく東に入った時だった。
道が途中で無くなっていて神社の敷地に当たってしまった。
名前が伴林氏神社で何と読むのか分からない。でも漢字の雰囲気から伴林一族の神社のような感じ。
後に「ともばやしのうじのじんじゃ」と読むのを知った。
境内に大伴家持の顔出しがある様に大伴家持の先祖を祭る神社だった。
祭神は天孫降臨節の話まで遡る3柱の神様になる。
村社ではなくて伊勢神宮の下位系列でこの地域の取りまとめの立場にある様子です。
大伴家持と言えば万葉集の編者として知られていますのでその関係で普通の御神籤の他に万葉御籤もありました。
バカでかい筒を前に倒すと1m位の長い棒が出てきて御神籤を引けるようになっています。
せっかくなのでトライしてみました。
貰った御神籤もデカかった。老眼には優しい。
万葉集 巻3 351番 沙弥満誓
「世の中を何に譬へむ朝開き漕ぎ去にし船の跡なきごとし」
世の中を何に例える?朝に開港し漕ぎ去りし船の跡は無いのだよ。
未練を断ち切り、新しい環境に一歩踏み出しましょう。