広背筋は背部で薄いから触知し難い
体

脊柱と骨盤の上部(腸骨稜)から始まって大円筋と共に上腕骨の前部に停まる。
三角形の広い筋肉です。
肩関節の内転や伸展、内旋に作用します。
体表規格にあるので直接触れますが背部に当たる部分は薄いので分かり難いです。
腕を横にあげさせて(外転)させると腋窩の後壁に当たるので腋の下の体側部分を摘めます。
外側縁は横腹になるので注意すれば触れます。
ただ、腋の下も横腹も人をくすぐるのに良い場所なので触る時は要注意です。
恐々触るとかえって具合い悪いので触る必要がある時はしっかりと捉えましょう。
横腹を触りながら腕を横に挙げた状態から下に降ろさせる(内転)と筋肉の動きが蝕知できます。