安福寺から眼下に参道_道に沿って安福寺横穴群
趣味ブログ-古墳

お寺から参道を下って帰ります。
参道の途中に6世紀中頃から7世紀初めにかけての横穴古墳群が見られます。
途中で参道のカーブした場所にそびえたつ壁
その壁に彫り込まれた石仏
ここで道が大きく曲がっている。
その下にある安福寺横穴群
古い石碑には玉手山横穴と表記されている。
石仏より下の場所で道の両側に穴が沢山空いています。
お墓の団地になっています。
低い所や高い所や色々あります。
先の方に出口が見えています。
最後に参道の外に出て振り返りました。
本当はここから登っていくのですが、今回はお寺から降りるルートになりました。
玉手山古墳群は古墳時代前期、3世紀から4世紀は前方後円墳が見られる。
しかし中期になると百舌鳥・古市古墳群の全盛になる中で廃れていく。
7世紀になると南河内郡太子町の方に天皇陵が移るし聖徳太子の墓等は完全に仏教様式になるのでお墓の形態も変わってしまう。
その推移を見せてくれる史跡です。