11月18日(木)の新聞から気になるニュース
コラム

1件は高齢ドライバーの踏み間違いによる事故。
TVでこのニュースを見た時に違和感があった。
最初にブレーキとアクセルを間違えて急発進してしまったのは踏み間違えたと言えるでしょう。
でもこの事故は前に向けて急発進した後、バックで飛び下がって、その後さらに急発進を繰り返している。
いくら高齢で足の感覚が鈍くなっているとは言え、3回も同じ事を起こすだろうか不思議に思った。
テレビではパニックになって全くまともな操作が出来なくなったのだろうと、あるコメンテーターは言っていた。
しかし、その説明ではどうも納得ができない。
数人に話を聞いていて何となく納得できる説明に出会った。
例えば、意識的に車を急発進させたい時にギヤをニュートラルにしたままでアクセルを踏み込んでエンジンを吹かす。
それからギヤをドライブに入れると、車はすごい勢いで飛び出す。
問題はこの時に従来からあるエンジン車だと、エンジンが高速回転する音でどれ位エンジンに負荷がかかっているかの判断できる。
しかし、電気モーターの場合はエンジン音がしないのでアクセルを踏み込んでいたとしても音では判断ができない。
その結果、ギヤをニュートラルからドライブに入れた瞬間に急発進してしまう。
そしてそのままアクセルに足がかかったままでギヤをバックにいれると当然、後ろに飛ぶ。
つまり彼は足の踏む加減を間違ったのではなく最初から足がアクセルに乗っかったままでギヤ操作をしていたのではないか。
広い意味ではアクセルの文間違いだが、そもそもアクセル操作をしていない。
それが私の中で一番納得のいく説明だった。
これをプリウスミサイルと呼ぶらしいが、エンジンを空ぶかししていても耳で判断できないならこれって電気自動車やハイブリッドカー全体の問題ではないかと思う。
どんな時でも急発進できない車は操作性の問題になるし、これらの問題が早急に解決されることを望みます。
そしてもう1件のニュース
これは平野区長吉川辺の住宅型有料老人ホームで入所者が夜間当直していた職員を金属ハンマーで殺害した後飛び降り自殺したらしいとの話。
自殺した入所者は以前から問題行動があったようだが、事件が起こる前に職員を守る手段が取れなかったのかと思う。
それでなくても人材不足の業界なのに命の危険もあるとなると本当に働く人がいなくなるから、こちらも早急に考えなければならない問題。
今日はとても気になる2つのニュースでした。