ゴミのある場所でも時々見るカワウ_西除川
趣味ブログ-鳥

西除川の上流、大阪中央環状線を南に渡り松原市を抜けて堺市美原区に入る。
するとすぐに治水の為か川をせき止めてダム湖のようになっている場所がある。
水が川幅一杯になっていて河川敷も見えない。
水流の無い場所を見ながら今井町を南に進む。
今井南新橋の少し下流でカワウが1羽佇んでいた。
接近すると真っ黒ではなくて羽が模様になって意外と綺麗。
足びれも水中移動に適した形をしている。
カワウは松原市周辺では比較的よく見る鳥だが足先まで写せる機会は意外と少ないのでラッキー。
1段高くなった場所から水が落ち込んでいる。ここから左、上流は川岸に草が生えていて普通の川の様子に戻る。
右側の下流域はその先でせき止められているので川の流れがあまり見られない。
そこで上流から流されたゴミがここで渦を巻いて滞留している。
川を流れるごみは回収するのが困難。放置していると大和川を通って大阪湾まで行ってしまうから。
それともう一つ、野生の動物は場合によって人が出したごみも食べる。
有機物が栄養になる場合もあるだろうが、今、体内に蓄積される異物が問題になっている。
この鳥が何を体内に取り込んでいるのか分からない。
しかし数年前に東除川で大雨の後に川のカーブで引っか掛かったゴミの山の付近で3羽のカワウを見た。
普段はいない場所だったのでこの時だけ何かを食べにわざわざ来たのだろうと思われた。
脱プラが盛んに言われるようになったが、ゴミ処理って大変なんですよね。