ゼロから始めるワガママ英語_従属接続詞
気になるブログ-英語と日本語の違い
等位接続詞に続いて従属接続詞の話です。
等位接続詞は2つの語と語、句と句、節と節を繋いで1つにする為に調和をとる(コーディネート)する接続詞でした。
それに対して従属接続詞 (subordinate conjunction) は主節とは別に独立したフォルダーを作りそのフォルダーの中の文全体で主節を修飾する従属節を作ります。
He was running when I was eating lunch. 『彼は走っていた。その時、私は昼食をしていた』
When が従属接続詞でHe was running が主節になる。
彼が走っていたその時に私は何をしていたかをwhen を使う事で2つの文を1つに繋いでいる。
だから文全体としては2つのS+Vがある。
We know that Ken lives near here. 『私たちは知っている。ケンがこの近くに住んでいる事を』
That が接続詞でフォルダーの中はケン以下です。
Ken lives がS+Vとなって従属節は独立した文を作っています。
ただ、このフォルダー内の文全体がWe know の目的語になっているので、これを名詞節とします。
長文を読む時はこのS+Vを見つけられるかがとても大事になります。
ここはその第一歩です。
Will you help me if you are free.? 『私を手伝ってくれませんか?もしあなたがヒマなら』
if が接続詞でフォルダーを作っています。if 以下は主節に対する条件。
主文を修飾しているからこれは副詞節。
I went to bed early because I was very tired. 『私は早く寝た。何故なら、とても疲れていたから』
because が接続詞でフォルダーを作っています。because 以下は主節に対する理由の説明。
これも上と同じで副詞節。
ここで等位接続詞のsoを使う場合は so の前にコンマを入れて2文を比較する。
I was very tired, so I went to bed early. 『私はとても疲れていた、だから私は早く寝た』
となって、so はbecause と逆転する。
that の省略
接続詞のthat は省略されるから注意が必要です。
以下は便宜上主語をI にそろえてみました。
I think 『私は思う』I know 『私は知っている』I hope 『私は望む』
I say 『私は言う』I believe 『私は信じる』
I think Japan is a beautiful country. のように先に考えている状態を宣言してから接続詞のthat を省略してその後に言いたい内容を続ける場合はよくあります。
従属節の方が先に出てくる場合があります。
When my father washes his car, I always help him. 『私の父が彼の車を洗う時、私はいつも彼を手伝う』
whenフォルダーを作っておいてからその枠の中に文を入力するイメージが先行する。
後に続く主文は枠の外の世界で描く。
このように従属節が先に来る場合は主文との間にコンマを入れて文を区切る。
before が接続詞の場合は後ろにS+Vが来る。
I will finish my homework before I watch TV. 『私は宿題を終える。テレビを見る前に』
before が前置詞の場合は後ろに動名詞来る。
I will finish my homework before watching TV. 『私は宿題を終える。テレビを見る前に』
意味は同じと考えてよい。
従属接続詞の話でした。
次回は比較です。