ゼロから始めるワガママ英語_動名詞
気になるブログ-英語と日本語の違い
to不定詞とセットで出てくる動名詞。
でもto不定詞が未来志向なのに対して動名詞は過去から現在に至るまでを見ている。
主語としての動名詞
Watching soccer games on TV is a lot of fun. 『テレビでサッカーを見る事はとても楽しい』
To watch soccer games on TV is a lot of fun. も日本語にすると同じ訳になる。
だから動名詞とto不定詞を同じように扱う傾向があるが、英語では何度も言うがこの2つは時間上の守備範囲が違う。
動名詞は過去から現在に至るまでの経験を述べるのに対してto不定詞はこれから先の話に使う。
補語としての動名詞
His job is driving a bus. 『彼の仕事はバスを運転する事です』
上は動名詞の文。
主語である『彼の仕事』に過去から現在まで繰り返し運転している状況を補足説明としてbe動詞を使って貼り付けている。
He is driving a bus. 『彼はバスを運転しています』
こちらは現在分詞。
主語である『彼』に過去から現在まで繰り返し運転している状況を補足説明としてbe動詞を使って貼り付けている。
文の構造は同じだが、主語が人か人でないかで日本語訳はイメージが大きく変わる。
でも彼の仕事は現在進行形でバスを運転し続ける事だとするならば、動名詞と現在分詞って大きく変わらないのではないかと私は思う。
目的語としての動名詞
I enjoyed watching soccer games on TV. 『私は楽しんだ。テレビでサッカーを見ることを』
過去形で私は楽しかった。動名詞が過去から現在に至るまでを守備範囲にするので、ここは素直に『テレビを見たよ。楽しかったよ。』となる。
enjoy は今、楽しんでいてこれから楽しもうと思っているのではないので未来志向のto不定詞とは馴染まない。
他にもfinish ~ ing 『~を終える』や stop ~ ing 『~するのを止める』等がある。
stop to do だと、これからdoしたいから今までしていた事をstopするね。と意味が変わるので注意が必要。
They are good at playing tennis. 『彼らは上手だ。テニスをするのが』
今までから彼らのテニスを見ているけれど、彼らって上手だよ。
前置詞の後ろは名詞が来る。
だからat の後ろに動名詞のplaying を使う。
to不定詞も名詞的用法があるが、前置詞とは繋げて使わない。
How about ~ ing 『~するのはどうですか』
before ~ ing 『~する前』
after ~ ing 『~した後』
be good at ~ ing 『~するのが上手』
be interested in ~ ing 『~するのに興味がある』
without ~ ing 『~しないで』
thank you for ~ ing 『~してくれてありがとう』
のように前置詞+動名詞で使われる。
動名詞の使い方でした。時間的表現は日本語と感覚が違うので難しいです。
結局、最後はこんな感じで終ってしまう。
次回は接続詞。文を繋ぐのって意外と難しいです。