ゼロから始めるワガママ英語_まずはbe動詞
気になるブログ-英語と日本語の違い
英語で何かを考える時にまず知らないといけないのは動詞です。
動詞にはbe動詞と一般動詞があります。
まずはbe動詞から始めます。
be動詞の意味はlinking verb です。
リンクするとは例えば、「あなたのホームページと私のホームページをリンクして下さい。」
のようにAとBを同じ場所で『繋ぎとめる』のに使います。
英語の文では主語に何かあるものを補足説明として『繋ぎとめる』又は『貼り付ける』、
『ペースト』したい時に使います。
つまり、be動詞は糊やボンドの仕事をします。
I am here. 『私はここにいます』『私はここに存在します』
私と言う素材にこの場所を貼り付けてみました。
I am Ichiro. 『私はイチローです。』
I am fine. 『私、晴れやかな状態にあります。』『元気ですよ』
I am a student. 『私は学生として存在します。』
素材である私に色々なものを貼り付けてみました。
このようにbe動詞を使うと主語に補足説明として色々なものを貼り付けた絵が作れます。
be動詞の種類
私は英語で文を作る時はまず、目の前のPC画面の中にフルダイブします。
そして、その画面の中で私の周りに言語情報処理空間を広げます。
下記を参照
ここで自分の周りに広がった言語空間を現場空間と呼びます。
この現場空間で絵を作りたい時に使うbe動詞には種類があります。
まずは一人称、単数の I am 一人称、複数の We are
二人称、複数で You(and I) are
三人称、単数で He is She is It is Jack is 等
三人称、複数で They are
be 動詞のbe は動詞の原形と言います。
でも多くの場合は上記のような形で使われます。
この変化を映像的に立ち位置の違いで考えてみましょう。
PC内にフルダイブした私はこの世界の中心にいます。
そして、この世界で私がゲームマスターとなって、自分の周りの上下、前後、左右のどこにでも絵が画けます。
この位置は特別です。I am here.
この特別な位置から世界を見ます。
次にWe are ですが、『私たち』になる場合は私の両サイド又は前後に私と同じ方向を向いて自分の仲間を登場させます。
We areと呼べるのはあくまでも同じ考え方、同じ方向を向いた人達でチームを作った場合です。
だから、対戦相手と試合をする時は相手チームはWe are には含みません。
試合が終わって、ノーサイドになれば同じゲームをする者としてWe are の範囲も変化します。
しかし、この同じ方向を向いて相手チームと対戦している感覚、私の視点は何処にあるか、周りの人間はどう配置されているかはとても大事です。
決して観客席から両チームの試合を見ている訳ではありません。
二人称の you are は一般的には単数と複数は同じです。
だからこれだけだと、『あなたは』なのか『あなた方は』なのか分かりません。
単数か複数かに拘る英語なのに何故you areには区別が無いのでしょうか?
私はyou が登場する時は常にand I が隠れキャラとして存在すると考えます。
『お前なんか私が居なければ最初から存在しないんだよ!』
これがyou です。you は仲間ではありません。
あくまでもyou は対戦相手です。だから私と真正面から向かい合って言葉のボールをぶつけ合います。
だから、この世界から私が消えて、you だけが単独で存在するのはあり得ないんです。
you は常にI と逆サイドに立っていて、私を見ているyou を見返す映像を作って下さい。
繰り返します。私の視点は何処にあるかです。
PC画面の外から画面の中の私とあなたを見るのではありません。
画面の中に居る私が真正面にyou を見ています。
画面の外から画面の中に居る私を消して、あなたを単独で立たせられますが、画面の中の世界にIが存在する場合はIは絶対に消せませんから。
これがYou(and I) are です。
二人称でYou areでIは消せない話でした。
だからYou areには単数形は有りません。複数形のみです。
すると困った事が起きます。
そうです、三人称単数のhe is はどうするのよ?
この疑問が起きます。
この疑問を解決するために、Iが存在するこの現場空間内に超強力な結界を張って、Iとheとの間の空間分けてしまいましょう。
heは私IとはS別の場所にいるんだよ。これがhe is の居場所です。
最後に三人称複数はThey are
複数形は三人称でもIと空間共有します。
だから、We are You(and I) are They are と同じ形です。
サッカーをしましょう。
私はAチームに所属します。I am
Aチームには仲間がいます。仲間は全員で相手側ゴールを目指します。We are
相手はBチームです。Bチームのメンバーは私たちのAチームのゴールに向かってきます。You are
観客席のVIPルームに彼が招待されていますが、彼はガラス張りの特別室に居て声援は出来ません。
どんなに試合が盛り上がっても隔離された観客席から試合の様子を見るだけです。he is
スタジアムの観客席にいるサポーターたちはグランドには降りられませんが、ひいきチームの声援でチームと一体となってゲームに参加します。they are
こんな感じでイメージを作ったらどうでしょうか。