【ビジュアル英文解釈】文の切り目_前置詞+関係詞
気になるブログ-英語と日本語の違い
関係代名詞の前に前置詞が来る形で文をどこで切るか考える。
It depends on the situation within which the activity occurs.
『それは、その活動が行われる状況で決まる。』
文をどこで切るか?日本語は句読点があるから文の切れ目にそれ程悩まない。
しかし、英語の文を読む時は、いつもどこで切るかの悩みが付きまとう。
It depends 、on the situation 、within which the activity occurs.
『それは決定する、状況に応じて、活動が起こす状況の範囲内で』
ここで注意すべきはwithinと whichの間で切れるのではなくwithin の前に切れ目がある事。
つまり、この文の関係詞節はwithinから始まる。
He wrote many books, some of which you will read when you are older.
『彼は多くの本を書きました。皆さんも大きくなったら、そのうちの何冊かを読むでしょう。』
『彼は書いた、多くの本を、その本のいくつかを、あなたたちは読むでしょう、あなたたちが大きくなった時に』
He wrote many books. と
You will read 、some of them、 when you are older.
の2つの文を関係詞whichを使って結び付ける時にthemがwhichに変わった形。
2つの文を結合させて自分でこの文を作るのは難しい。
だが、完成した文を読む時はbooks,でコンマがあるので、ここで文が切れるのは分かり易い。
some of whichを一固まりだとしてsome of whichからwhich節が始まる。
それが分かれば間違いにくい。
関係代名詞の目的格の前に前置詞が移動する話は他にも出てくる。
しかし、文が長くなった時にこれを気付かずに上手く訳せない場合も多いので注意が必要。
注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫
を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。
記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。
特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。
もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。