【ビジュアル英文解釈】関係詞の所有格whose
気になるブログ-英語と日本語の違い
Do you know the man? His daughter works in my office.
『あなたはその人を知っていますか?』『彼の娘は私のオフィスで働いています。』
Do you know the man, whose daughter works in my office?
『あなたはその人を知っていますか?その人の娘は私のオフィスで働いているのですが』
関係代名詞の所有格です。
この課で日本語訳についての説明があります。
He is the man whose hat I took by mistake.
彼がその人です、その人の帽子を私は間違えて持ち出した。』
『あれが私が帽子を間違えた人です。』
whose daughter worksでwhoseは関係詞節の主語daughterに係る形。
whose hat I tookはI took whose hatで目的語whose hatが前に出て節を作った形。
この後、解説の部分でどう訳すか詳しい説明があるのだが、本書の結論は関係詞とは日本語には元々無い発想だから場面に応じて考えるしかない。
「関係詞whoseが出たらこう訳すと言う公式は無い。」との結論。
これらの説明の中で「試験向きではないから、教室の中では出来るだけ使わない。」としながら、
右の文、I know a boy who has a rich father. を
『私は金持ちの父を持つ少年を知っている』と訳さずに
『私はある少年を知っているが、その子の父は金持ちです』
のように前から訳しても良いとの立場を取っている。
そうだよね~。私も昔からそう思っている。
前から素直に読んだ方が、絶対に分かり易いよね~。
なのに、何故か、授業ではひっくり返して読まないといけないなんて、変だと思うよね。
注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫
を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。
記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。
特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。
もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。