【ビジュアル英文解釈】whateverの色々な形
気になるブログ-英語と日本語の違い
What I get is yours. 『私が手に入れるものはあなたの物です。』→『自由に使ってください。』
Whatで始まる関係代名詞節で動詞のgetと isがくっついて出てくる。
What( I get) is yours. でWhat is yours. の中に I getが入る形。
疑問文ではない。
Whatever I get is yours. 『私が手に入れるものは全てあなたの物です。』
→『私の手に入れるものは何でも自由に使ってください。』
everが付いている分だけ、「何でも」どうぞの意味が強い。
Anything that I get is yours. の意味になる。
I know what clothing they wear. 『私は知っている、どんな服を彼らが着ているか。』
『彼らが着ている服は何か』疑問形容詞のwhat に名詞clothingがかかって、名詞節を作る形。
you can read whatever book I get. 『あなたは読めるよ。私の手に入れる本は何でも』
完成した文に副詞節としてWhatever I getが前から係る形を3例。
Whatever I get, it is yours. 『私が何を手に入れても自由に使ってください。』
Whatever book I get, it is yours. 『私がどんな本を手に入れても、自由に使ってください。』
Whatever you are teaching, teach clearly.
『あなたが教えるのはどんな事であっても、明瞭に教えなさい。』
Whateverの出てくる例でした。素直に読める形と、ちょっと捻らないと意味が分からなくなる形とがあります。
このような英語の癖を知っていなければいけないパターンが本書では出てます。
注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫
を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。
記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。
特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。
もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。