【ビジュアル英文解釈】be+形容詞+to不定詞|訪問マッサージ・鍼灸なら大阪府松原市の高橋鍼灸院にご相談ください。

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【ビジュアル英文解釈】be+形容詞+to不定詞

気になるブログ-英語と日本語の違い 

形式的には同じ形でも意味の捉え方が違う場合もある。

He is slow to learn. 『彼は学ぶ点においてゆっくりである』→『彼は覚えが悪い』

He is sure to succeed. 『彼は成功する点において確信がある』→『彼は必ず成功する』

He is hard to please. 『彼を喜ばす点において難しい』→『彼は気むづかしい』

上の3文の構造は同じである。

S+be動詞+形容詞+to不定詞になっている。

 

ここで、He is slow to learn. は主語である『彼が』ゆっくりである。

大部分はHe is able to do this. 『彼はこれをする事が出来る 』のように訳せる。

 

しかし、He is sure to succeed. のように、ある種の形容詞、例えばsureのような場合は

主語である『彼が』確信しているのではなく、文に出ていない『発言者が』確信している、

のようになる場合もある。

 

更に、He is hard to please. の場合は

「形容詞がhard , difficultや easy 等の時は先頭の主語がto~の主語ではなく、目的語を兼ねるのが約束」と説明している。

本書では特別な形容詞は、、、としているのだが、私はこれを形容詞の問題とは思えない。

pleaseの意味が『喜ばせる』であって、『喜ぶ』ではないのが問題ではないかと思う。

最初の2文はto~の部分で、 learnは『自分が学ぶ』であって、『人を学ばせる』ではない。

succeedは『自分が成功する』であって、『人を成功させる』ではない。

これはpleaseが『人を喜ばせる』であって、『自分が喜ぶ』ではないのとは異なる。

だから、It is hard to please him. 又は、He is hard for us to please.と文を変形して説明しているのだが、本書の説明がよく分からない。

私は元の意味で『自分が~する。』のか、『他人を~させる。』のかが問題であって、形容詞の問題ではないように思う。

~させるだから、It is hard to please him.『彼を喜ばせる』の彼を、が先頭に出た感じになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

 

同じ文型でも日本語訳の形が変わる話でした。

私的には本書の特別な形容詞だから、、、との説明は納得できていませんが。

 

 

注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫

を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。

記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。

特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。

もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。

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