【ビジュアル英文解釈】S+V+O又は+C?|訪問マッサージ・鍼灸なら大阪府松原市の高橋鍼灸院にご相談ください。

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【ビジュアル英文解釈】S+V+O又は+C?

気になるブログ-英語と日本語の違い 

関係詞+S+V+O又は関係詞+S+V+Cの形になっている時、

実は文字を見ているだけだとOなのかCなのかが分からなくて上手く訳せない問題。

He gave a dog.『彼は与えた。』【何を与えたの?】『犬を』

上記のような場合は観測者の目線は最初彼を見ているが、与えたで、彼から外れて横に移動する。

そこで、与えられた犬を見つける。

He gave the  boy a dog. 『彼は与えた。』【何を与えたの?】『少年に』

【イヤ、そんな事聞いてないし、もう1度聞くよ、何を与えたの?】『犬を』

この時は最初に彼を見ていた目線が与えたで、横に移動して与える相手の少年を捉える。

その上で、主語の彼と少年の間を犬が移動する絵が出来る。

やり取りする相手を作ってからあげる物を描く。

文法的な説明ではS+V+O+Oの場合は前のOが間接目的語で後ろのOが直接目的語となって、『…に~を』と考える約束があるからとなる。

同様に下の文で

We called the boy John. 『私たちは呼んだ。』【何を呼んだの?】少年を【何て呼んだの?】『ジョンと』

この時、『私たちは呼んだ』で観測者の目線が主語の私たちから横に移動して少年を捉えるのはgave と同じだが、私たちと少年との間を移動するものがジョンと言う声の固まりで犬のような具体的な物ではない。

この時は文法的にはS+V+O+Cで、『私たちは少年をジョンと呼んだ。』とする。

OとCの間はthe boy is John. の関係があるとして考える。

これも1つの約束で、この文は『私たちは少年にジョンを呼んだ。』とはならない。

次に関係代名詞 thatを使って目的語のthe boyを前に出してみよう。

This is the boy that he gave a dog. 『これは少年です、少年に?少年を?』

This is the boy that we called  John. 『これは少年です、私たちはジョンを呼んだ?』

こうすると、直接目的語だったa dogと目的補語だったJohnとの違いが分からなくなって、文の形からだけでは、訳が見えなくなって、前後の文脈から正しい訳を判断しなければならなくなる。

例えば、

These are the courses that they know to be safe. 『これは彼らが安全だと知っているコースです。』の場合は一度

thatを外してthe coursesを後ろに回しThey know the courses to be safe.

S+V+O+OではなくてS+V+O+Cであると確認しなければ『彼らはそのコースを知っている、安全だと』としないと上手く訳せない。

 

関係代名詞の入った文で文章が長くなると、訳が見えなくなる時がよくある。そのあたりの注意点を指摘した話ですが、色々な要因が入って来て、語りだすと、きりが無くなる感じがする。今日はここまで。

 

 

注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫

を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。

記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。

特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。

もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。

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