【ビジュアル英文解釈】前置詞+関係代名詞|訪問マッサージ・鍼灸なら大阪府松原市の高橋鍼灸院にご相談ください。

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【ビジュアル英文解釈】前置詞+関係代名詞

気になるブログ-英語と日本語の違い 

The shopkeeper didn’t like him. + He worked for the shopkeeper.

『店主は彼を嫌っていた』+『彼は店主の為に働いた』

最後尾のthe shopkeeper が 関係詞thatになって、先頭のThe shopkeeperに付く。

そしてHe worked forがthatとdidn’t like him.の間に入る。

The shopkeeper that he worked for didn’t like him.

『彼が働いていた(所の)店主は彼を嫌っていた』

本来、前置詞for を後ろで受けるべきthatが前に行ってしまって、よく分からない形になっている。

 

最後尾のfor the shopkeeperが前置詞+関係詞for whomとして先頭のThe shopkeeperに付く。

そしてHe worked がfor whomとdidn’t like him.の間に入る。

The shopkeeper for whom he worked didn’t like him.

『彼が働いていた(所の)店主は彼を嫌っていた』

前置詞 forを受けるwhomとセットで移動している形。

上記の2つの文章は訳がどちらも同じになる。その上にfor に対する訳語『所の』はあえて入れてるが、日本語ではこのforに対する言葉が実は存在しない。

だから、混乱する。

前から順に日本語にすると

The shopkeeper for whom he worked didn’t like him.

『店主、店主の為に、彼は働いた、彼を嫌っていた。』

he worked S+V の後にすぐdidn’t like  V が来るから(S+V)Vの形でlike の主語は先頭の店主かなあ、となる。

for whomでフォルダーを作っていてhe worked はフォルダー内での話。

for の目的語whom とセットで動いてくれる方が文としては分かり易い。

先のThe shopkeeper that he worked for didn’t like him. のようにfor とその目的語のthat が離れると

『店主、thatフォルダー、彼が働いた、for?彼を嫌っていた』となって、とても困る。

 

前文でそれが、仕事なのか遊びなのかを問う話があって、この文に続く。

It depends on the situation. + The activity occurs within  the situation.

『それは状況で決まる』+『その活動がそれの状況の中で行なわれる』

It depends on the situation within which the activity occurs.

『それはその活動が行われる状況で決まる。』

本書はこれを『状況の中で決まる』とするのを誤訳とする。

『それは決まる、シチュエーションの(on)状態で、その活動が行われる状況によって』

わかり難いがその状況の中身の問題ではなく状況自体の問題だからと言いたいのか?

ここで注意すべきはthe situation がwhichになって、within とセットで前に出た事。

だから、文の切れ目はwhichの前ではなく、withinの前になる。

 

例文をもう1つ

A Japanese businessman  with whom I work has two daughters.

『とある日本人ビジネスマン、私が一緒に働いている、そのビジネスマンは2人の娘を持つ』

前置詞+関係代名詞の話で前置詞が後ろの目的語と共に移動する話は他の本でも見る。

しかし、元々、日本語には前置詞prepositionに対応する言葉自体が無いので、どうしてもよく分からない説明になってしまう。

上の文章は『とある日本人ビジネスマン』と宣言して最初に観測者の前に人を登場させてから一度カットを切る。

with whomで観測者の目線を横に誘導して、「誰かと一緒に働いているんだね。」と考えさせる。

【それは誰?】『それは私』『私が働いている』とwith whom のフォルダー内でI workと続いて、

その後、has でフォルダーの外に出て、視線が最初の日本人ビジネスマンに戻り、そのビジネスマンが2人の娘を保持しているのを確認して終わり。

日本語には英語の前置詞のように視線誘導する言葉が存在しないので、文字での説明にはどうしても限界がある。

映像コンテンツが欲しいと常々思う。

 

 

 

注:この記事は1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫

を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。

記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。

特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。

もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。

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