【ビジュアル英文解釈】を使って再考する⑸|訪問マッサージ・鍼灸なら大阪府松原市の高橋鍼灸院にご相談ください。

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【ビジュアル英文解釈】を使って再考する⑸

気になるブログ-英語と日本語の違い 

5課の内容は等位接続詞、and フォルダーがどの範囲まで広がるかについて考えさせている。

and がyou and I のように両サイドにある1単語を対比するだけなら簡単。

しかし、そう単純な話ばかりではない。

下記の例文でhe はイギリスに飛んで来る渡り鳥で雄のナイチンゲールを指す。

He usually begins to sing about the middle of May and after the second week in June people hear his voice no more.

この文にあるand フォルダーの及ぶ範囲はどこまでなのだろうか?

He usually begins、to sing、about the middle of May、 and 、after the second week、 in June 、people hear、 his voice、 no more.

『人々は5月中旬頃から6月の第2週の終わりまで彼の声を聞く』

『彼は通常始める、歌う事、大体5月中旬、そして、2週の後、6月中の、人々は聞く、彼の声、

それ以上は無い。』

文章を分解すると上記のようになる。

ここで、歌い始める時期は5月中旬、and の前はabout the middle of May 後ろが問題で

and のすぐ後ろにあるafter が目線移動を指示するとしてこの範囲をafter the second week in Juneまでだとすると、5月中旬と6月後半で鳥が歌いだす時期が2回あるようになってしまう。

ここはand フォルダーの中にあるafter の範囲を in Juneを越えて people hearまで飛ぶとして文章の最後までand の支配下に置いた方が話の筋が通る。

この後、本文ではafter から in Juneの範囲を修飾語としてand フォルダーの核をpeople hearとして

A and M +Bの形を見つけさせている。

 

ちなみに、日本語ではオスの鳥を彼とは言いませんから本書では彼と呼んでいません。

and フォルダーの持つ大きさで判断を誤ると意味が分からなくなる例。

難しいです。

 

 

注: この記事の内容は私が昔に買った

1987年発行の【ビジュアル英文解釈】伊藤和夫 著 駿台文庫

を見ながら私が個人的趣味で勝手な解釈を書いているだけです。

記事の内容は 著者及び出版社とは一切関係がありませんので、ご了承下さい。

特に日本語訳等は、なるべく「左から絵を画くには」の視点で模索しているので、普通に英文和訳を考えるなら唾棄すべき状態になっています。

もし、この記事に目を止められる方がおられたとしても、そのつもりでお願いいたします。

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