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使役動詞make_get_let_haveの使い方の違い

気になるブログ-英語と日本語の違い 

使役動詞とは誰かに何かをさせる。もしくはしてもらいたい時に使う動詞です。

ここ最近はmake_get_let_have  の基本イメージについて書いてきました。

今日はこれらを使役動詞として使う時のニュアンスの違いについて話したいと思います。

まず、AをBにする(作り変える)make の場合は元々何かを積極的に変化させている動詞なので強制的にさせる意味で使われます。

make+目的語+原形不定詞(動詞の原形)

His mother made him go to school.  『彼の母は彼を強制的に学校へ行く状態にした。』

彼は行きたくなかったのに、彼の母は行かせた。

この時はmake him to go にならない。to 不定詞は時間軸上、前方方向においての意味があるから、今差し迫っている状態ではなく、ちょっと落ち着いてその先で、と時間的余裕がある。

しかし、ここでは強制的に作り変えられて追い立てられているので、「まあまあ、ちょっと待ってよ、行くから。」なんて余裕はない。

今すぐにgo しなければならない。

だが、受動態の時は原形不定詞がto 不定詞に変わる。

He was made to go to school by his mother.『彼は学校に行かされた。』

行くと言う状態に作り変えられた。

能動文の切羽詰まった感じではなく、受動文の方が客観的に落ち着いた状態で状況説明を聞いている感じがする。

 

一狩り行こうぜ!のget も積極的に手に入れるイメージで使います。

ただし、こちらは強制的に作り変えるのではなく、説得して納得させてから行動させる感じ。

だからこちらは後に続く行動に時間的余裕が出てきて直ぐにではないけれども行ってくれた。

get +目的語+to 不定詞になります。

His mother got him to go to school. 『彼の母は手に入れた、彼の学校へ行くと言う状態を』

彼の母は彼を学校に行かせたのだが、こちらは嫌がっていたけれど、説得してなんとか行かせたわ。的な感じ。

 

let は許可する。なので、

「もう学校に行っても良い?まだ、時間早いかな。」

「行っても良いよ。行ってらっしゃい。」

let+目的語+原形不定詞

His mother let him go to school. 『彼の母は彼が学校に行くのを許可した。』行かせた。

make と同じ文型になる。

状況は違うが、こちらも本人がグズグズせずに会話しているタイミングでgo するのでto go にならない。

 

have は『持つ』ですが、自分の所有空間にある一定期間保持するイメージがあります。

そこで、 have+目的語+原形不定詞

この場合は

His mother has him go to school.  『彼の母は保持する、彼が学校へ行くと言う状態を。』

彼は当然、一定期間、学校へ行く状態にあって、なおかつ、当たり前のように学校に行っている。

その状態を母親が作って保持している。つまり、学校へ当然の事として行かせている。

この文は使役のイメージを考えるには分かり難い例文かも。

でも、他と統一したかったので、あえてこの文を書きました。

文法的には説明不足かもしれません。

でもこの4っの単語のニュアンスの違いと原形不定詞とto 不定詞の違いについてを主眼にしています。

特に 学生時代は不定詞の使い分けが全くできなくて絶望したのですが、それが分かるようにと思っています。

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