絵を画きたい場所を主語とする用法がある?
気になるブログ-英語と日本語の違い
私は初級英文法の本を見ていて出てくる文型に疑問がある。
This is a pen. がS+V+Cで There is a pen. がS´+V+S
この2つの文章を比較してThisは主語とするが、Thereは仮の主語とする型。
ここで問題です。仮の主語が何故要るのでしょうか?
上の文章は日本語では、
『これはペンです。』と『ペンがあります。』 となる。
そして、日本語で『これはペンです。』と言う時はペンを目の前に出して、そのペンを指さしながら、これの名前はペンと言います。とする。
ここで疑問、そもそも英語のThisはペンそのものを指しているのだろうか?
ひょっとして、『これ』と言ってペンそのものを指しているのではなく、『ここ』として目の前の空間を指しているのではないか?
このように考えてみよう。
英語には絵を画きたい場所そのものを主語とする用法があると。
そして最初に主語として指定した場所に画きたい絵をリンクする動詞があると。
ここでbe動詞の仕事。
この文章で出てくるisはbe動詞の1形態。
ちなみに、be動詞は主語に何かあるものをリンク(繋ぐ)したい時に使う動詞。
つまり最初に『ここ』を指定してからその指定した場所にペンの絵を貼り付けるような絵の画き方をする。
結論
『ここにリンクするよ。とあるペンを』 (とある、不定冠詞 a については後述)
最初に空間指定を主語として認めるならば、少し空間指定の仕方を変えてみよう。
This 『ここ』ではなく、ここと、ここと、ここ、のように最初に複数ヶ所を指定する。
These と。
そして指定した複数ヶ所に複数個のペンを貼り付ける。
These are some pens. と。
でも、これだと単数個のペンを貼り付けるか複数個のペンを貼り付けるかで一々貼り付ける場所の準備を切り替えなければいけない。
なんだか、とっても面倒くさい。
何か良い方法は無いかな?
そうだ💡
There で目の前のそのあたりの空間を一括指定してみよう。
そうすれば、最初に一括指定した空間の中で単数個でも複数個でも貼り付けられる。
その方が便利。
There is a pen. でも There are some pens. でもO.K.
ここまで来ると
This is a pen. も There is a pen. もどちらも同じ絵の画き方をしていると考えられる。
つまり、最初に空間指定してからそこに画きたい絵を貼り付ける。
だからどちらも S+V+C で良いと思いませんか?
そうすれば、仮の主語が出て来たから真の主語を右方向に探しに行きましょう。
そして左に戻って来ましょう。って必要が無くなる。