何もない普通の道路に立つ聖域結界 百舌鳥古墳群にて
趣味ブログ-街並み

JR阪和線の百舌鳥駅を降りて東側へ500mほど進むと道路を跨いで大鳥居が立っている。
自動車は普通にこの下を通過している。
実に奇妙な風景です、
大体、鳥居の奥って神社の社殿が見えていたりしますよね。
でもここから周りを見回してもそれらしい風景が見えない。
鳥居の裏に回ると昭和12年の建立らしい。
でもこの道って真っすぐ移動すると町の中を抜けて行くだけ。
どうしてこんな場所に鳥居を建てたかったんだろう?と思う、不思議風景。
どうやら、百舌鳥八幡宮の参道鳥居らしいが、道路自体が御廟山古墳の北から東に回り込んで付いている為に
神社方向に真っすぐに向かえない。神社は南向きに建っていてJRからだと、神社の北西方向、後ろから接近する形になる。
その結果として社殿が全く見えないただの道にポツンと鳥居が建つことになる。
百舌鳥古墳群のこのエリアは道が曲がりくねっているから巨大迷路と化している。
土地勘が無いと道に迷いやすい。
しかし、最初からそのつもりで訪問してみませんか?
街は巨大なワンダーランド。