藤井寺市の北東にある国府(こう)遺跡
趣味ブログ-街並み

藤井寺市の北東の端に位置している。
東を流れる石川と北を流れる大和川の合流点の近くになる。
橋も道もついているけれど、堺大和高田線からも外環状線からも少し外れるので、関係ない人はこの一角には入ってこない。
この国府遺跡の西側を旧170号線に沿って南北に古市古墳群が伸びて、東側を東高野街道が走る。
昔はこのあたりも多くの人々が往来したのでしょう。
しかし、今は歴史の中に静かに埋もれてしまったかのようで、
閑静な住宅地の中に在りながら割と広い草地の中、その存在感を保持している。
遺跡跡って、場所によると立て札だけしか残っていなかったり、逆に完全に公園整備されていて、雰囲気的に普通の公園になっていたりするものも多い。
でもここはそのどちらでもない草地になっている。
空地って放置していると背の高い雑草が生えて見る影もなくなるからこの草地を管理するのは結構大変。
しかし、ここは住宅地の中で綺麗に管理されている。
もっとも、今から50年ほど前はこのあたり一帯は田園風景が広がっていて宅地なんてなかったし、こんな草地が何時からあったのかも私は知らないですが、
最後の写真はアイセルシュラホールの前にあった藤井寺市の図、この図の北東端にある国府遺跡